「安心して笑い合える関係」が子どもの育ちを支える
先日、「子どもを地域で支える会・筑豊」主催の講演会に参加しました。
テーマは、マルトリートメントが子どもの育ちに及ぼす影響について。
日々の診療でも、子どもたちの困った言動の背景に、
見えにくい傷つきや不安が隠れているのを感じることがあります。
そんな子どもたちの心の回復について、
講師の大江美佐里先生(久留米大学)の言葉が深く心に残りました。
「子どもの回復に必要なのは、受け止めること、つながり続けること、
そして安心して笑い合える関係である」
「ここにいていいんだよ」という安心感があってこそ、
子どもは笑顔を取り戻し、自分らしく伸びていくことができます。
これは、ひこばえ子どもクリニックが大切にしている
「子どもの根っこを信じ、希望の芽を育む」という想いにも通じます。
子どもには本来、自ら育つ力があります。
私たちは、その力が伸びる土壌を支える存在でありたいと改めて感じました。
医療だけで子どもを支えることはできません。
保育、教育、保健、医療、福祉、行政、そして地域。
それぞれが子どもを真ん中に置き、手を取り合うことで、安心して育てる環境が生まれます。
今回の学びをこれからの診療や地域での活動に生かし、
子どもたちが安心して根を張り、笑顔で育っていける地域づくりに取り組んでいきたいと思います。
