飯塚で「まちの保健室」が始まります

警固公園で始まった「まちの保健室」。

その取り組みが少しずつ広がり、
このたび飯塚に「まちの保健室」が開設される運びとなりました。

自分自身が何か大きなことを成し遂げたというよりも、
多くの方の想いや行動に後押しされ、
気づけばここまで流れが生まれていた、という感覚に近いように思います。

これまで警固公園での活動を続けてくださっている皆さま、
そして今回、飯塚という地域の中で形にしてくださった関係者の皆さまに、
心より感謝申し上げます。

当院では「発達・こころの外来」を行う中で、
診察室の中だけでは見えにくい背景に触れる機会が多くあります。

生活環境や人との関わり、
日々の中での安心できる場所の有無が、
子どもたちの状態に大きく影響していると感じることも少なくありません。

だからこそ、
診察室の外にも、
子どもたちやご家族がふらっと立ち寄れる場所があること。

評価や診断の前に、
まず「ここにいていい」と思えるような、
小さな居場所が地域の中にあること。

その積み重ねが、
子どもたちの安心や育ちにつながっていくのだと感じています。

医療だけで完結するのではなく、
地域のさまざまな立場の方々とつながりながら、
支え合える関係が少しずつ育っていくこと。

こうした取り組みが、
地域の中にやさしく根づいていくことを願いながら、
今後も微力ながら関わっていければと思っております。