5歳児健診から見えてくるもの
この数か月、筑豊地域で5歳児健診に関するさまざまな協議や意見交換に参加し、
糸田町の5歳児健診も視察させていただきました。
そのなかで、あらためて5歳児健診の意義について考えています。
5歳という時期は、言葉や社会性が育ち、集団生活のなかでの様子も見えてくる頃です。
一方で、保護者の方が「少し気になるけれど、相談するほどではないかもしれない」
「このまま様子を見ていて大丈夫だろうか」と迷いや不安を抱えやすい時期でもあります。
5歳児健診というと、発達の特性や課題を見つけるためのものと思われがちです。
もちろん、それも大切な役割の一つです。
しかし、それ以上に
「困ったときには相談していい」
「ひとりで抱え込まなくていい」
と保護者の方に伝える機会であってほしいと感じています。
子育てに正解はありません。
だからこそ、不安や困りごとが大きくなる前に立ち止まり、
一緒に考えてくれる人や場所とつながることが大切です。
5歳児健診は、子どもを評価する場ではなく、
その子らしく育っていくために何ができるかを考える場。
そして、子どもだけでなく家族を孤立させないための場でもあると思います。
子どもにやさしいまちは、子どもだけでなく誰にとっても暮らしやすいまちです。
5歳児健診が、子どもたちの未来だけでなく、子育て家庭の安心につながる機会となるよう、
これからも地域の皆さまとともに考え、取り組んでいきたいと思います。
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