5歳児健診という「まなざし」

本日、福岡市で実施されている「5歳児健診」の視察にお伺いしました。

当院が大切にしている「発達とこころ」の支援において、
就学前のこの時期に行われる健診は、
お子さまとご家族を支えるための極めて重要なマイルストーンとなります。

先輩方に触れ、改めて感じた「プロの矜持」

今回、何より心に残ったのは、先輩ドクターの姿勢でした。

キャリアを重ねてもなお、子どもたち一人ひとりに真摯に向き合い、
ご家族の不安を包み込むような先輩方の眼差しと言葉選び。

その「一歩踏み込んだ寄り添い」に触れ、私自身、深い感銘を受けました。

「まだまだ、学ぶべきことがたくさんある。」

そう素直に思えたことは、私にとって非常に幸運な出来事であり、新鮮な刺激となりました。

医療者として、そして一人の人間として、こうした「プロの仕事」を間近で見られた経験は、
今後の当院の診療において大きな糧となります。

地域が動き出す、その流れの中で

現在、私たちが活動する筑豊地域においても、
自治体を中心に5歳児健診実施に向けた準備が進んでいます。

医療として協働させていただく立場から、
地域が動き出すこの流れをより確かなものにするために、
先行する福岡市の現場を拝見させていただきました。

「点」を「線」にするネットワークの重要性

ひこばえ子どもクリニックは、
診察室の中だけで完結する医療ではなく、
地域の中で子どもたちの根っこを支える存在でありたいと考えています。

発達やこころの課題は、一つの機関だけで完結するものではありません。

保健、行政、医療、教育、福祉。
それぞれが結び目となることで、支えの網が広がります。

その中で、医療として何を担えるのか。
今回の見学は、その問いをあらためて考える時間となりました。

子どもたちの未来は、
今日の小さな気づきから始まります🌱

これからも学び続けながら、
地域にとって意味のある医療を静かに積み重ねていきたいと思います。