活動報告|児童虐待防止研修会

先日、福岡市医師会・福岡県弁護士会主催の研修会で、お話しする機会をいただきました。

今回のテーマは、
夜の警固公園に集う子どもたちのSOSをどう受け止めるか

筑紫女学園大学の大西良先生から、警固公園に集う子どもたちの現状と
「夜回り」「まちの保健室」での実践についてお話しいただきました。

私はその実践を踏まえ、
「子どものSOSを地域で受け止める ― Community Pediatricsから考える子ども虐待予防 ―」
と題して、地域の中で子どもたちを支えることの意味についてお話ししました。

子どもたちが発するSOSは、必ずしも「助けて」という分かりやすい言葉で現れるとは限りません。

一見すると問題行動に見えることの背景に、
孤独や不安、家庭や学校での困りごとが隠れていることもあります。

大切なのは、その小さなサインに気づき、背景に目を向け、必要な支援へどうつないでいくか。
そして、それを一つの職種や機関だけで抱え込まないことだと思います。

今回、医療・福祉・司法など、多様な立場で子どもたちに関わる皆さまと実践を共有できたことは、
私にとっても大きな学びとなりました。

警固公園から始まった小さな取り組みが、人と人をつなぎ、地域を越えた新たな連携へと広がっています。

これからも診察室の中だけではなく、地域の中で子どもたちの声に耳を傾けながら、
できることを一つずつ積み重ねていきたいと思います。